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雨の日に思い出す事。
今日の東京の空はずっとグレー。雨が降っています。
私には、雨が降ると時たま呼び起こされる記憶があります。

高校時代、親友と些細な事から喧嘩になり、お互いヒートアップしてしまって、
ある言葉を言われた瞬間に私はとても傷ついたのです。

「もうええわ!」と言い放ってからの帰り道。(漫才の最後以外にも使うのですよ 笑)

涙が自然に出てきたんですが、
都会の道路で女の子が泣きながら歩いてるのは非常に目立つし恥ずかしい。
でも、涙がとまらん、どうしよう。っと思っていたときに、
ポツリポツリと空から雨が降ってきたのです。

突然降り出した雨に、ハンカチを頭に乗せる人や軒下に隠れてうつむく人達。

私だけじゃなくって、みんなが泣いてるみたいだ。街ごと。
雨が味方してくれたのね。って思ったんですよねー。

今から思えば、それほど傷つかなくても良かった言葉だし、
不思議と、傷つけられた言葉は覚えていても、私が言ってしまったであろうひどい言葉は忘れてしまったのだ。

彼女は私よりもっと傷ついていたかも知れないのに。

自分勝手ですね。

だからこそ、言葉には気をつけなきゃっと、大人になればなるほど思います。
言葉を放つこと自体を怖がらなくてもいいとは思うんですけどね。

なーんかね、雨が降るたび、あの日の、阪急電車の線路沿いの、雨に濡れたコンクリートの匂いとか、
胸がギュッと苦しい感じとか、
顔に当たる雨を拭う手が湿って行く感じとかを鮮明に思い出すのです。

あっ、もちろん、彼女とは今も大の大の親友。
お互い謝ってないんだけどね(笑)。お互い、翌日からも普通でいることで、普通に戻れた。

一杯ぶつかったり、意見が違った子の方が、今となっては案外近くにいるかも、です。

『音楽』も色んな時代にタイムスリップさせてくれる力がありますけれども、
『天気』にもそのパワーがあるみたいですね♪



'12 Feb.06
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